番号バンゴウ a6
分野ブンヤ 既存構造物の耐震性調査法
タイトル 加速度の二階微分を計測するセンサによる構造物損傷における不連続波形の検出
著者チョシャ ○曽根 彰 (京都工芸繊維大学)
 増田 新 (京都工芸繊維大学)
 松浦 孝 (京都工芸繊維大学)
 五嶋 愛 (京都工芸繊維大学)
概要ガイヨウ   現存する構造物のほとんどは部材の集まりである。このような構造物は一つの部材が破損した事でその構造物全体が破壊したという事故が非常に多い。このような事故を未然に防ぐためにも,構造物のメンテナンスや稼動中止が適切な時期に行われることが重要である。疲労損傷に伴い,構造物部材に亀裂が発生する。その後の荷重条件により亀裂が拡大することが考えられるが,その時に生じる不連続波を測定するシステムについて研究する。
発生信号は一般に微細でノイズに覆われている。従って、この不連続信号を精度良く検出することが重要である。これを検出する手法として梁の先端に加速度をつけることによって加速度の二階微分した値 (加々加速度)をとるセンサを考える。本研究では試作したセンサの基本的性能を明らかにし,実際によく使用される部材を用いて亀裂試験を行い,その検出性能を検証する。
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